やまびこブログ~風の谷の徒然なる日々~

 法人の活動報告やイベント告知を中心に、スタッフが日々感じたことや自閉症の方の魅力、福祉の仕事の楽しさについて発信しています。

 ナウシカ、カラフル、当法人の2つのグループホームで今年も七夕飾りをしました。
 スタッフ、関係者、そして近隣の皆さん、中でも新宿小の皆さんにたくさんの短冊をいただきました。ありがとうございます❗
 お子さんたちの夢や目標には人を元気にさせる力があるなぁ〜とあらためて感じました。

 夢や願い事、目標を考えることは未来を考えること。現状を悲観して捕らわれず、前を向く作業だと思います。大人も負けずに様々な願いを書かせていただきました。

 皆さんの夢が叶いますように😌夢や目標を持ち続けられますように😆
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 最近読んだもの、お聞きしたお話からです。
 
 かつて過酷な経験から心身ともに傷つき、長い間社会生活が困難になってしまうといった経験をされる方がいらっしゃいます。
 そういった場合、書くことが一歩踏み出すきっかけになることがあるとのことです。

 書くことによって自分を客観視できる面もあると思いますが、あまりに辛い経験をすると時間が止まったようになってしまいます。体験した当時から時間が動かなくなるという話は先の戦争や震災を体験された方からも語られていることです。

 その止まった時間が前のページに書いてあることで時間の流れを実感する手伝いになる効果があるようです。

 あるお子さんを亡くされた方は、当時のお子さんの年齢に合わせた書き方をするか、時が流れた今の年齢に合わせた漢字混じりの書き方にするか迷って書くことができない、とのお話も。

 SNSを利用されている方がほとんどの現在。この時間に何をして、何を考えていたか、記録を残すつもりで使ってみるのも良いのかもしれません。

 新社会人の皆さん、転職活動を始められる方もいらっしゃる時期かと思います。
 理由の多くにイメージと違ったということが挙げられますが、それは現代ならではの状況かな、とも思います。

 あらゆる情報が手軽に手に入る今だからこそ、そこで知ったことを全てだと思ってはいけないのでしょう。真偽もそうですが、自分にとって不要か必要かという判断も大事なのだと思います。

 とはいえ、結局、実体験に勝る解像度はありません。たった2ヶ月で辞めるなんて社会の敗北者、みたいなことが言われた時代もあり、生真面目な方はご自身をそう捉えられることもあるようですが、それは昔の考え方です。色んなものを体験していく中で、もっと知りたい❗なんだこの世界は✨というものに出会えることを陰ながらお祈りします。
 若い人が自分らしく思い切り力を発揮できますように😆



 私個人のお話になりますが障害福祉とは無縁の生活をしていました。たまたま先輩に誘われた、というより呼び出されたボランティア活動で自閉症の方とそのご家族と知り合い、じかに接して、お話を伺ったことで衝撃を受けました。
 そこから一気に方向転換、約20年が過ぎていますが未だに興味は尽きませんし、やり甲斐も面白さも感じながら続けさせていただいています。

 選択肢に全くないという方もちょっと触れてみても良いかもしれません。
 ともあれ、ご自身が何が好きで何がしたいか、どうなりたいか、それをより深く考え、知っていく上でも就職はとても良い情報を与えてくれます。

 こんな人間だったのか、とご自分への情報を増やしながら転職活動にも取り組まれたら良いのではないかと思います。

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