どうも、新職員のIです。

今月も利用者さんの外出にちゃっかり同行してきました!
そして、今回の外出は…

忘れられない貴重な経験になりました。



今回の外出はお風呂だったんですが、
平日の昼間に行ったにも関わらず結構な人出で、
脱衣所も浴場も想像以上に人がいました。

こちらは利用者さんと一緒に入るわけですが、
少し声が出ていたせいか、浴場に入ったところから訝しげな視線が集中!
そ、そんな表情しなくても…といった人もちらほら。
挙句の果てに施設の職員に「できれば早く上がれませんか?」とお願いされ…

あぁ、そっか。
これが一般社会のものの見方なんだなって。

やまびこ工房内ではいつもの出来事でも、
一歩外に出ればこういう目で見られるのか、と実感した次第です。
(そういえば自閉症を描いた映画「ぼくはうみがみたくなりました」にも似たようなシーンがありますね)

正直、しょんぼりしてしまいました…

しかしお風呂上がりの更衣中、小銭を落としていたのに気付かなかった利用者さんに対し、私たちの真似をして、指さしでそれを指摘してくれた方もいました。
小さな支援ですけど、本当にありがたかったし、何より嬉しかったです。

凹んだり嬉しかったり忙しい外出でしたが、
改めて、自分たちがやっていることの大変さと、大切さを身に染みて感じました。



ちなみに個人的には、平日の昼間に温泉施設に行ける時間と財布の余裕があるのならば、その余裕を心にもどうか少し回してほしいなと思います。
身内に同じような障害を持った人がいたらきっと同じような目で見ることはできないでしょうから。