どうも、新職員のIです。

突然ですが問題です。

121028_2201~01


図のような1辺が10cmの正方形ABCDにおいて、
点Pは点Aを出発し、辺AB上を秒速2cmの速さで点Bに向かい、
点Qは点Bを出発し、辺BC上を秒速2cmの速さで点Cに向かう。
今、点Pと点Qが同時に出発した。
この時、三角形PBQの面積が8平方センチメートルになるのは、
点Pと点Qが出発してから何秒後か求めなさい。


パッと解き方が浮かぶでしょうか?
適当に数字を入れちゃえば解けちゃう問題でもあるのですが…

何で突然こんな問題を出したのかというと、
今週、この問題の解き方を教えてくれと頼まれたからです(笑)
方程式の問題なので、出発してからx秒後として立式すればすぐ解けます。
たまたまですが数字も簡単ですしね。

で、何故こんなことをこの日記に書いているのかというと、
そういえば今の仕事って、明確な解法がある仕事じゃないよなあ、
なんて考えたからです。

数学の問題なら解けば答えは出ます。
国語の問題でも文章を読んで答えを出すことができます。
でも人を相手にする仕事は、これが正解!というのは存在しないですよね。
時と場合によって必要な対応も変わってきますし、同じ答えが出続ける訳でもない。
だから難しい。
でも、マニュアル通りのやり方だけが正解じゃないというのも、
それはそれで面白いと僕は思います。

正解がはっきりしない中で思考を張り巡らせる面白さを、
もっと学生さんたちは知る機会があってもいいんじゃないかなぁ、
と思った1週間でした。