ある職員との話。
「地域との繋がりをつくり、様々な形で地域住民として参加できる形を作りたい」
「今はもう社会参加じゃないんだ、社会貢献を考えなければならない」「どうしたら工賃が増やせるか、なんてのは古いんだよ」
 アメリカ、ノースカロライナでは州と大学が協働して自閉症児者の社会貢献を支援しているそうです。ある高機能の方は週3日仕事に行き、残り2日をボランティアで地域奉仕活動に参加しているとのこと。
 企業の社会的役割や責任が話題になって随分経っていますが未だ自社の利益、一部投資家の利益優先になっている世界の中で自閉症の方が今のグローバル社会に相応しい、自己の利益ではなく、地域の利益、長期的な利益を生む生き方を提示できるのではないかと思いました。
 そのためにも研鑽、思索、行動を積極的に繰り返してその支援に見合う力を発揮しなければならないと思いを新たにしました。N