国際人とは相手の立場に立てる人のこと、最近読んだものにありました。
 確かに習慣や環境、文化の違った人と良好な関係を築くには相手の立場や考え方を尊重し、敬意を払いながら接することが必要です。
 そこで思いました。国際人とは海外留学や出張など特別な環境でなるものではないということです。
 私たちも日々の支援の中で自閉症の方の立場に立って考えることで、どこに困難さがあるのかを想像しようとします。そう簡単に分かるものではありませんが何ヶ月、何年かかけて、少しだけ利用者さんの物事の捉え方が想像できる部分が出てきます。
 その点では福祉の現場は国際人育成に最適な環境と言えるかもしれません。
 だから政府、外務省、商社等、世界を舞台にする方が研修場所にしても良いのかもなどと思いました。
 私たちは今後も相手の立場に立てる、想像力を鍛えられるように様々な研鑽を積んでいきたいと思います。N