毎日接してるとかえって気づけない、
接する機会がなかったら何も分からない、
適当な距離感、タイミングが必要。

 先日、ある利用者さんの支援について非常勤スタッフから出た話です。
 やまびこ工房では非常勤スタッフがヘルパーとして付きそう場面が多く、様々な情報を得られる機会を持ちます。
 その報告を元に次の計画や対応の改善に役立てられています。
 
 そのスタッフとの話で情報を取るためにも気付けることが重要と。でもそれは毎日付き添っていると変化を変化として見られなくなる、とのことでした。

 そこで思ったのは、最近、スタッフの研修の仕方について話すことがあるのですが、自閉症理解に偏重してはいけないということです。
 自閉症の方の特性をしっかり理解した上で支援を組み立てることはもちろん重要ですし、それがなければ自閉症支援の専門施設は名乗れません。
 その理解は当然のこととして、更に幅広い知識、技術が利用者さんの支援の方法だけでなく、それを組み立てるための気付きに繋がるのだろうと思います。
 その意味では昨年から様々なジャンルの本を乱読していることも役立つのではないかと思いました。N