ここ10年ほどで"ダイバーシティ"との言葉が使われる場所が増えました。
 日本では男女雇用に関する用語として紹介されることが多くありましたが、最近は個々にスマホという情報収集装置を手にすることで、そういったイメージもほぼ変わっているようです。
 男女の性差に限らず、様々な状況により社会的に弱い立場にある人たちを人材として活用できる企業がイイよね、という考え方のようですが、ということは、私たちがキーワードとしている"インクルージョン(共生社会)"に考え方は近いのではないかと思います。
 ただし、ダイバーシティはビジネスの立場で利益を出しつつ、社会貢献できるか、という観点に対して、インクルージョンは、もっと根本的な人は皆、生きてて良いじゃないか、という考え方だと思います。
 お金を稼ぐことが生きるための条件と考えられた時代を経て、人間は本来の地球にいる一生物という立場に戻って考え直そうよ、という運動であり、障がい者と呼ばれる人も、そうでないとされる人も互いにお世話になってることに気づける社会を目指すのが私たちの仕事なんだろうと思いました。N