卒業・入学シーズンですね。
先の見通しをもつことが得意でない自閉症の方は特に苦手な時期のようです。
気温、天候が落ち着かないことも重なり、周りの人の言葉、態度、服装が変わったものになることに不安を感じる経験を重ねた方が多くいらっしゃり、やまびこ工房でも利用者さんによっては、スタッフ同士の会話で使う言葉の選び方も注意をしています。
さて、そういった卒業、進級、進学という大事件を毎年経験されてきた方を見ていて思うことは、個別移行支援の大切さです。その方にとってどんな配慮が合理的か、またその配慮に至った経緯の情報があることで、毎年行われる大変化を少ないストレスにすることができるのだと思います。
そのためには、その方の事を○年生の時等の限定された時期ではなく、継続して寄り添う役割が大事になります。担当のケースワーカーがその役割ということになりますが、異動や担当者が多数になることもあり、難しさがあります。
また、個人情報保護の観点も重要です。
そのように、考えていくと最終的には個人情報の扱いも含めた同意をご本人にいただくということになり、その内容をご本人に分かりやすく説明し、その意思を正確に汲み取る意思決定支援が最も重要になるのだと思います。
課題は多々ありますが、そういった役割をやまびこ工房が、自閉症専門施設として、担うことができれば、3月が辛い時期になる方も少なくでき、もしかしたら、私のように、変化の時期にワクワクしながら楽しみにできる方も出てくるのではないかと思います。N
先の見通しをもつことが得意でない自閉症の方は特に苦手な時期のようです。
気温、天候が落ち着かないことも重なり、周りの人の言葉、態度、服装が変わったものになることに不安を感じる経験を重ねた方が多くいらっしゃり、やまびこ工房でも利用者さんによっては、スタッフ同士の会話で使う言葉の選び方も注意をしています。
さて、そういった卒業、進級、進学という大事件を毎年経験されてきた方を見ていて思うことは、個別移行支援の大切さです。その方にとってどんな配慮が合理的か、またその配慮に至った経緯の情報があることで、毎年行われる大変化を少ないストレスにすることができるのだと思います。
そのためには、その方の事を○年生の時等の限定された時期ではなく、継続して寄り添う役割が大事になります。担当のケースワーカーがその役割ということになりますが、異動や担当者が多数になることもあり、難しさがあります。
また、個人情報保護の観点も重要です。
そのように、考えていくと最終的には個人情報の扱いも含めた同意をご本人にいただくということになり、その内容をご本人に分かりやすく説明し、その意思を正確に汲み取る意思決定支援が最も重要になるのだと思います。
課題は多々ありますが、そういった役割をやまびこ工房が、自閉症専門施設として、担うことができれば、3月が辛い時期になる方も少なくでき、もしかしたら、私のように、変化の時期にワクワクしながら楽しみにできる方も出てくるのではないかと思います。N
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