ある企業の経営者が自閉症の人を積極的に採用し、力を発揮する環境をづくりを行われているとの記事を読みました。
 自閉症の人に限らず、精神疾患を抱えた人やその病歴のある人など、他の企業で活躍しながら、やむを得ず退職、転職となる人は多いそうです。
 その社長の話によると社内の環境を整えることで、例えば自閉症の方の白黒ハッキリつけないと気が済まない傾向や作業に対する集中力を十分に活かすことができるとのこと。
 その人のに対する周りの理解はもちろんですが、会社として、どんな人材が必要なのか、その人のどういった能力が評価されているのかを明確にすることが必要とのことでした。
 その点では他社で華々しい経歴を重ねた人でも我が社が必要としている人材ではない、と判断することも多々あるということです。

 様々な特性をもつ人が集まる会社組織でその個性を活かすためには、その組織の目的や方向性がはっきりしており、それを社員一人ひとりが理解していることが重要なのだと思いました。

 そのためには会社の目的か明文化されていること、更にそれが社会的にも価値を産むものであることの理解の浸透に力を注ぐことが重要との話でした。

 風の谷も新しいグループホームの準備を進めています。事業が拡大すればするほど原点が重要になるのだと思います。N