今日で国連世界人権宣言が発表されて70周年です。現在の状況を見てみると外国人就労の拡大や欧米の難民受け入れに対する意見の対立等、国という枠がますます薄れる中で発生している課題が増えているように思われます。
 日本では江戸末期に外国から攻められるという形でしたが藩の意識から日本人との意識革命がされました。同じことが今、起きているのかもしれません。
 昭和初期に活躍した教育実践家の提唱した教育方法に愛国心を育てるために郷土史を学ぶことが良いというものがありました。
 地元地域をよく知る事がその土地を愛することにつながり、国を愛する姿勢をつくることになるとのことです。

 人権意識という観点からも同じことが言えると思います。身近な人を理解し、関係を深める姿勢が日本人から地球人の意識に繋がっていくのではないかと思います。
 同様にまだまだ障害者と健常者、あちらとこちらのような思考ベースは根強いことを感じる場面は多いです。私たちの日々の実践も世界に繋がっていることを思い起こす日にできたら良いのではないかと思います。N