今日で阪神淡路大震災から24年になります。日本はこの年から思考ベースが劇的に変化したと言われます。特に先の東日本大震災以降、最近でも熊本や大阪、北海道の地震、西日本の豪雨など自然災害が続くようになっており、防災意識をもつことは当たり前になっています。
 災害時に世界的に話題になるのが市民の助け合いの姿です。中でも若い人たちの積極的な行動が感動と共感を呼びました。

 先日の成人式でも災害に見舞われた各地域の代表者が地元に貢献したい、あの時お世話になった恩を返したいと語られていました。
 こうした意識をもつ若い人たちが中心となって平成の次の時代を創っていくのだと思います。

 災害時の積極的な動きからこの日をボランティアの日とされるようになりました。
 ボランティアというと何か特別な非日常を思い浮かべる人が多いかと思いますが、"困ってるな"に"自ら"行動を起こす事がボランティアと言えると思います。

 スマホの普及で個々に情報収集、発信が簡単にできる現代、情報に触れることで体験したと勘違いする危険性も生まれています。接した情報からどういった事を考え、その考えをどのような行動に表わすのか、とかく"お節介"と言われがちな昨今、敢えて、いらぬお世話を焼いてみる日としても良いのではないでしょうか。N