東日本大震災から8年。もうそんなに経つのかというのが最初の印象。ここ数日、様々なメディアで紹介される現地の方の声を知ると、終わってない、との思いを強く持ちました。
 
 あるインタビュー記事では7年目を迎えた時に初めて人に亡くなったご家族のことを話すことができた、と。
 当事者にとっては、きっと過去の出来事になる日は来ないのだろうと思いました。

 大きな被害を受けた場所を被災地と呼ぶ私たちが出来ることはボランティア、寄附等、様々あるとは思いますが、忘れないことだったり、防災意識を強めることであったり、考え続けることが一番つながりを保つことなのではないかと思います。

 別の記事で「悩める人とは決して弱者ではない。生きることに真剣な人である。」と。
 その人の現状をまず受け止めること。根本に置くべきは他者に対する敬意なのだと思いました。

 色々な節目、変化が重なる時期で心身に不調をきたす人が多くなる季節でもあります。
 人それぞれに違った困難さがあり、それを知る努力をしながら寄り添っていける支援者でありたいと思います。N