先の記事で自閉症の方と地域の橋渡し役を担いたいと書かせていただきました。
 その関連でもう一言。

 橋渡しは大事な役割ではありますが、同じ悩み、同じ課題、共通点のある経験、これから目指す方向など、共通の認識や体験をもった方同士がつながることは多くのメリットを生み出します。

 やまびこ工房でも長年同じ作業場面を経験してきた方が相手の動きに合わせて作業を円滑に進める動きをされるようになっていることや、同じグループホームで暮らす方同士が直接やり取りはなくとも気がつくと揃ってくつろいでいる姿、同様に親の会の中で親御さん同士のやり取りからご家族の接し方が変わり、とても落ち着かれたとのエピソード、中には制度の具体的な申請の仕方の共有など、当事者が繋がることでの状況の変化は大きく、またメリットの大きいものが多いようです。

 風の谷がそういったプラットフォームのような役割を担うことができる事が一番なのではないかと思います。
 もちろん、その中で支援者同士のつながりも作っていきたいと考えています。N