毎年4月2日~8日は自閉症啓発週間です。
 例年、ブルーライトアップやシンポジウム等、活発なイベントが開催されてきましたが、
今年は感染症拡大の状況により、インターネット上でのやり取りが盛り上がっております。
ツイッターでは#自閉症 #autismawareness 等の困難な状況下での楽しい時間が投稿されています。
 よろしければご覧ください。

 👇こちらは自閉症啓発週間のオフィシャルホームページです。
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=543

 さて、”自閉症啓発”と言うと私は学生の頃から自閉症=引きこもりとの誤解を解消すること、との
イメージが強くありますが現在メディアでも多々取り上げられるようになり、そういった啓発は進んで
いるのかと思います。では、今、これからの啓発とは、どういったことなのでしょうか?
 私たちは自閉症支援施設との看板を掲げており、その活動を20年行ってきました。令和の自閉症啓発というものをしっかり考えながら支援を行ってまいりたいと思います。
 その意味でも当サイトでは自閉症の人の魅力を発信していきたいと思います。その魅力にハマってしまった人が風の谷のスタッフとなっています。そのため、パート勤務の人も含め、勤続年数が長いことは一つの特徴なのではないかと思います。

 話は変わって、現在、コロナの影響で予定の変更が余儀なくされ、不安や混乱を感じやすい状態にある方が多くいらっしゃると思います。その対処法として”こだわり”と言われるルーティンの行動があり、その場面が増えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 ルーティンは野球のイチロー選手やラグビーの五郎丸選手などの方法が紹介され有名ですが、今、活動の制限を受けている全ての人に使える方法なのではないのかと思います。 
 私も朝起きてからの行動のパターンを決めており、歯磨き、洗顔の順や始め開くアプリやかけるBGM等を一定にして朝のペースつくりを行っています。
 活動が制限される時だからこそ、自分に合ったルーティンをつくる良い機会かもしれません。
 特に新社会人の皆さんは入社した途端に待機となってしまった方もいらっしゃるでしょう。仕事をするリズムを整えるルーティンを作ってみても良いかもしれません。
 この時期に設定することで数年経った後でも初心を取り戻し、スタートできる方法となると思います。N