先日、ある利用者さんの子どもの頃の作品を見せていただきました。元々その作品にあるようなものに興味があり、関心が強いことは知っていて、その興味の方向性を活動に取り入れてきましたが、これまで私が『こういうのが好き』と考えていたものがそんなレベルではなかったことが分かりました。

 その方は文字に興味があり、そのデザイン性に惹かれているように思われる反応の仕方をされていましたが、過去の書は興味とか関心とかといったものを遥かに超える達人の技でした。

 長くお付き合いさせていただいている利用者さんの特技や好みを知っているつもりでも分かっていないことは多々あるのだろうと反省しました。
知っていても判っていない、まだまだ知らないことだらけだと再認識させていただきました。

 更に魅力に取り憑かれています。そして、少しでも皆さんの正体に迫ることができるよう、精進したいと思いました。