やまびこブログ~風の谷の徒然なる日々~

 法人の活動報告やイベント告知を中心に、スタッフが日々感じたことや自閉症の方の魅力、福祉の仕事の楽しさについて発信しています。

暖かい日になりました。今朝畑のそばを通ったら土筆がたくさんならんでいました。着ている服も1枚減りました。桜も開き始めました。春ですね。

春は出会いと別れの季節でもあります。利用者の皆さんはこの時期、そういう人間関係の変化で不安定になる方も多いと思いますが、何とか乗り切っていってほしいです。
では一句。

梳る手のもたもたや春霞 【くしけづるてのもたもたやはるがすみ】

今週末あたりから、お花見が楽しみですね。(S)



 このブログを楽しみに笑いしてくださっている方がいらっしゃるということで、本当に嬉しく、ありがたく思います。ドキドキ大できるだけ間を空けずに更新していきたいと思います。内容に関しては徐々に良くなっていくことでしょう。どうか、懲りずにお付き合いください。
 さて、前の記事で私たちの目の前の自閉症の人たちについて書かれていました。その流れで最近、特に感じるようになった点をお話したいと思います。
 私も10年以上、自閉症の方に関わらせて頂いていますが、初めは完全に引きこもりだと思っていたので、ニコニコしながらボランティアを案内して歩いていく姿ラブラブには驚かされました。それがきっかけで作業所の仕事に就くようになりました。
 しかし、当初、私は利用者の皆さんを“自閉症”との枠でテキストに書いてある対応をし、○○すれば××になる。とのマニュアルで捉えてしまっていました。お一人お一人が個々の人間である以上、障害の前にその人の人間性や性格があることを無視していたように思えます。困った
 ある程度慣れてきて、一つずつ行動の意味が分かるようになってくると、それぞれに傾向性(障害特性に限らず)があって、益々、利用者さんがキラキラ魅力的に思えるようになってきました。人によって物事に対する反応の仕方が色々とありますが、それは基本にその人の性格が色濃く反映されているように思えます。ですから、人と直接かかわる仕事である以上、まず人としてお付き合いしていく姿勢が大事ではないでしょうか。(NO)

お久しぶりです。更新が大幅に遅れてしまいごめんなさい。HP担当のKさんUPしましたよ!!笑顔
世の中は急に寒が戻り、雪までちらつくこともありますが、体調を崩していませんか?やまびこ工房はちょっとやばいかも・・・風邪

さて、最近歳のせいか考えることが多くて困っています。そんな僕の最近の旬はと言うと「理解と納得」です。
僕がこの世界に飛び込んだのは10年ほど前で、母の古くからの友人であるGreenさん(わかるひともいるかなぁ)に第一作業所を勧められたのがきっかけでした。それまでは、自閉症のじの字も知らないくらいの人間でしたので、わからない事だらけでしたが、幸いなことに自閉症とTEACCHをほぼ同時に知ることが出来ました。これは本当に良かったと自分では思ってます。
そこでなのですが、僕は皆を理解する事や皆に理解してもらうことの支援はしてきたつもりだけど、皆は本当にその活動に納得して取り組んでくれているのだろうか?と考えるようになりました。勿論、僕の技術論は棚に上げてのことですけどね笑いつまり、理解は出来たけど納得はしてないよ、なんて場面もあるんじゃないかなぁと。こんなことが禅問答のように頭の中をくるくると回っている事があります。まぁ、結論じみたこともいえないし、何処が「まじめに自閉症について」、な感じもありますが、こんなことを考えながらも、自閉症児者が生き生きと地域で生活できるようにを常に考えてやっておりますので、これからも宜しくお願いいたします。
さて今週はその力を蓄える為の大事な会があります。そのためにも体調を万全にしてジョッキ乾杯してきたいと思います。
それでは、長文駄文にお付き合いいただきありがとうございました。(N)

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