やまびこブログ~風の谷の徒然なる日々~

 法人の活動報告やイベント告知を中心に、スタッフが日々感じたことや自閉症の方の魅力、福祉の仕事の楽しさについて発信しています。

2013年03月

どうも、職員のIです。

新年度に向け、先週から1名、今週から1名の新利用者がやってきました。
お互い緊張の週だった訳ですが、スムーズに利用開始できたようです。
事前準備でバタバタした甲斐がありました(?)。
とはいえこれから慣れてくるとまた変化があるとは思いますが…

まずは第一歩、といった感じでしょうか。



そういえば今日は年度の最終日ということもあって、
非常に緊張した様子の方もいらっしゃいました。
確かに人生において年度末って色々な変化の時期ですよね。
今日はそういった記憶の中に生きている方々を相手にしているという実感を、
改めて感じた一日でした。

どうも、職員のIです。

今週は暖かかったせいか、桜の花も大分咲きましたね。
送迎車からあちこちの景色を眺めていると「あぁ、春だなァ」って思います。

工房でも春を迎え、新年度に向けての動き出しています。
この春には2名の新たな利用者がいらっしゃることもあり、
先週末は作業室の模様替えで大わらわでした。

自分も初めて部屋のレイアウトを考えたのですが、これがなかなか難しい!
利用者が最も落ち着いて気持ちよく過ごせるように色々配慮するのですが、
限られたスペースの中で何とか物を配置していかないといけないので、
ものすごい頭を使います。
おかげで先週はずっと頭がグツグツいってました(笑)

トレセミで得た知識がかなり役立ちましたよ…

今週はそれで実践の週だったのですが、皆さん大きな混乱なく過ごされたものの、
うまくいったことも、そうでなかったことも、両方ありました。
また思考していかねば、ですね。

どうも、職員のIです。

今週はなんといっても水曜日の風が凄かったですね!
強風、いや暴風と言っていいと思うのですが、
吹きすさぶ風は工房近くの畑の土を舞い上げ、激しい砂嵐になりました。

20130316-1
…外が黄色くて、砂漠にいるのかと思いましたよ…

当然ながら窓は閉め切って対応していたのですが、
それでも玄関には水たまりならぬ砂溜まり…
食堂の方は何度もテーブルを拭いていました。

自分が担当している作業室は2階で、
カーテンも閉めてるし平気かなと思っていたのですが、
試に窓際を拭いてみたところ…

20130316-2
一瞬で真っ黒。軽く拭いてコレでした…
後でちゃんと拭いたら雑巾1枚が完全に真っ黒に!うわあ…

散歩も中止し、ガイヘルもタクシーを呼んで対応するなどバタバタだったのですが、
この砂嵐の中でも「散歩に行く!」と、
強い想いをもって出かけられている方もいました。
帰ってきたときは真っ黒でしたが、とても満足そうでした。
自閉症のこだわりってすごい…と改めて感じた日でした。

どうも、職員のIです。

以前作った自立課題をちょっといじくってみました。
(「以前って何ぞや?」という方は以前の記事を要チェック!)

20130308-1
前はシールで視覚的にわかりやすくしたのですが、
今回はシールをはがし、再び数字のみに変更。
この作業自体はそれまでに数回行っているので、
やり方はきっと理解しているはず、ということで実施したのですが…

20130308-2
見事成功!
作業自体の意味を理解してくれていたのが一番大きな成功要因だと思います。

でもこれで、前回考察した「数字の概念の理解」が誤りだったと感じました。
恐らく今回やっていただいた利用者の方は、数字の意味を理解されていたのだと思います。
前回は提示方法がはっきりしなかったために混乱を招いた、と考えるべきでしょう。
(具体的には、用意するコインの数を合わせておくことですね)

ちなみにこの後「5」や「6」といった数字も試しましたが、全く問題なくこなされていました。
つくづくこちらのやり方の甘さを思い知らされた次第です。ふー。

どうも、職員のIです。

本日をもって、入職2年目を迎えましたー!
わー!早いー!もう1年経ったのかー!!

思えば去年の3月1日、前日の雪が残る中の出勤で、
土地勘も全く無い田名地域で、文字通り右も左もわからぬ中で、
先輩にあれこれ教えを乞いながら必死に仕事を覚え、
気づいたらそこが自分の担当を持つようになり、
日々格闘していたら今日になってました(笑)

働き始めた頃は対応の悪さもあり、
つねられたり、叩かれたり、唾を浴びせられたり、暴言を吐かれたり、
(いや今でもやられることはありますけども)
それでも少しは慣れてきて、だんだん利用者の皆様のこともわかってきて、
どうやったら落ち着けるのか、どうやったら利用者の力を発揮できるのか、
そんなことを考えられるようにはなりました。

でもまだまだですね。
新人の頃の新鮮な気持ちは忘れず、これからも支援に当たりたいと思います!

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