やまびこブログ~風の谷の徒然なる日々~

 法人の活動報告やイベント告知を中心に、スタッフが日々感じたことや自閉症の方の魅力、福祉の仕事の楽しさについて発信しています。

2013年09月

どうも、職員のIです。

今週は風邪っぴきでした…
この間の日曜に症状が現れ、日月の連休を寝込んで過ごし、
何とか体調を回復して今週の支援に臨んだのでした。

…と思ったら、同じタイミングで風邪の症状が現れている人が続出…
自分だけだと思ったのですが、みんな同じ状況だったんですね…
というわけで今週は職員、利用者ともに風邪が蔓延している週となりました。

急に涼しくなってきましたもんね。夏の疲れが出たのでしょうか。

皆様もご自愛くださいませ。

どうも、職員のIです。

最近、自立課題で「ペグアート」というものに取り組んでおります。

20130921-1

左側の見本を見て、右側のような未完成のものにペグを刺して、
同じものを作る、というものです。
これは簡単な例ですが、実際はもっと複雑なもの(大きさの違うペグを混ぜる等)もやっています。

で、これで絵が作れたら面白いんじゃないかと思い、
とある利用者にお願いして、自由に絵を作ってもらったところ、

20130921-2

…おおおおお。
同じ色でまとめて刺したりするのかと思いきや、何だか芸術的な作品ではないですか。
何を作ったのかはわかりませんが…

感じる側の感性が問われるアートといえば、そう見えなくもないですよね。

どうも、職員のIです。

台風、凄かったですね。
日本に直撃する予報が出てた段階で既に構えてはいましたが、
それでもいざ来てみるとまあスゴイ雨だこと!
朝から雨戸を叩く雨の音で起こされてしまいましたよ…
せっかくの連休も荒天だと損した気分になりますね。



最近、この仕事をしていく上で、一番大変なことって何なのかなあ、
なんて漠然と考えてました。特に意味はないんですけど(笑)
で、その中で何となく結論を出し、「イライラしないこと」なんじゃないかなって思いました。

自閉症の方の行動って色々と特徴があると思うんですが、
その中には問題行動と呼ばれるものも往々にしてあって、
それで頭を悩ませられる場面も多いのですが、
その対応をしているときにイライラしたり、感情的になったりして、
冷静な対応ができなくなることが一番問題なのかなって。

利用者の中にはこちらの反応を見て動く人も結構いるように感じるので、
そんな時はできるだけ淡々とした対応を心掛けているのですが、
それを維持するのが実は結構難しいことなんじゃないかなって思いました。
(いや、仕事でやってるんだからできて当然のことではあるんですけどね)

というわけでガス抜きも大事なのですね。
切り替えてまた明日から頑張ります。

どうも、職員のIです。

「大人の発達障害~現状と支援について~」という講演を聴きに行ってきました。
最近増えていると言われている、高機能自閉症・アスペルガー症候群についてのお話でした。

話を聴いていて印象に残ったのは、
・障害として捉えることも、個性として捉えることも大事。
・無言だったり、無表情だったりしても、拒絶しているわけではない。
・どこかで人と話したい想いを思っている。
・支援をしていく上で大切なのは「安心できる人と環境」
・話を聴くときは本人のペースを尊重する。
・伝えるときは理屈でしっかり伝えることが大事。メモなどを用いて視覚化することも有効。

…なんてところでしょうか。

個人的には今一番興味のある分野なのでなかなか面白かったです。
やまびこ工房で行っている支援では、様々なものを視覚化して伝えることが多いのですが、
高機能の人にもそれは有効な支援であるというお話も聞けて、
ノウハウが活かせる場も広げられるのではないかな、と感じた次第です。

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