やまびこブログ~風の谷の徒然なる日々~

 法人の活動報告やイベント告知を中心に、スタッフが日々感じたことや自閉症の方の魅力、福祉の仕事の楽しさについて発信しています。

2020年08月

 先日読書のススメをさせていただきましたが、その続きのような内容です。
 一度手に入れたら何度でも読めるというのが本の魅力と語られたのは又吉直樹さん。

 国立青少年教育振興機構の調査によると1ヶ月に読む本の量が0冊と答えられた数が平成25年に28%だったのが平成30年には49.8%に増加とのこと。

 活字よりも写真、文章よりも動画で伝えるスタイルが主流となっています。コロナの影響で更に加速しており、年配の方もユーチューブのアップの仕方を携帯ショップで尋ねられたりする姿をお見かけするようになりました。

 活字文化の衰退が叫ばれて久しいですが、読書の魅力の1つである読み返せるところという部分は年代や状況によって魅力に感じる部分が変わることは当然ですが、地震学変化すれば物事の捉え方や解釈が変わり、それが読書によって確認できるという点も挙げられると思います。

 そして何より読書は想像力を育てます。具体的なこたえが示されることに慣れている現代人にあなたならどうしますか?と自分の頭で考えることを投げかけるのが読書でもあります。
 正解がすぐに検索できる環境に慣れすぎず、自分で考えることを失わないことは今後ますます重要度を増すと思います。

 すぐに答えが出ない課題に粘り強く取り組む姿勢は私たちの仕事に最も必要とされる力かもしれません。

 取り組み続けた結果、ますます分からなくなるのが自閉症の皆さんですから。
 そしてそれが私たちの仕事の最大の魅力でもあります。N

 ご無沙汰いたしております。
 依然、コロナ渦継続中ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
 長い長い梅雨を経たら猛暑日が続きました。しかし、お盆を境に秋の空気に変わったような気がします。
 感覚の鋭い利用者さんもおそらく湿度が下がったことで過ごしやすくなったのでしょう、落ち着かれている時間が増えています。

 さて、秋の空気になってきたとはいえ、まだまだ暑い日が続いております。無理に外出せずエアコンの効いた部屋で過ごしましょう。
 先の自粛期間でも書かせていただきましたが、外出ができない分、読書はお勧めです。

 これから読書の秋となっていきますが、本の良いところはなんと言っても読み返せるところ。
 十数年、または数十年経って呼んだ時の全く違う読み応えは興味深いものがあります。

 そんな作品との出会いは宝物になると思います。N

 先日、夕食に鉄板焼きを行いました。
 感染症対策のため、お一人ずつの食事となりましたが
皆さん、とても楽しんでいただけました。 
 外出が思うようにできない状況となっておりますので、
こういったイベントを時々できたら良いと思います。

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 雨続きの7月でしたが、8月に入った途端に夏の暑さが到来しています。
 待ってましたとばかりに蝉が大合唱を始め、期間が短いためかアブラゼミ、ミンミンゼミ、時々ツクツクボウシの声も聞かれています。
 山沿いの涼しい地域ではヒグラシも鳴いているのでしょうね。

 さて、久しぶりの更新となってしまいましたが、皆様、状況は驚くほど変わっておらず、感染症対策の継続を余儀なくされる状態です。
 まだまだご不便をおかけする点がございますが、どうぞ、ご意見、ご要望は遠慮なさらず仰っていただき、現状の中での最善の形を探って参りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 先日ある新聞記事で運動部の顧問の先生のエピソードが紹介されていました。
 エラーに対して皆で「ドンマイ」と声をかけ合っていたのを『ナイストライ』に変えたそうです。
 そのことで伸び伸びしたプレーが生まれ、失敗を怖れないチャレンジが個々に見られるようになったとのことです。
 言葉には力があります。言葉遣い一つで気持ちだけでなく、物事の捉え方まで変わっていくことがあります。
 現在、コロナ禍にあって新しい動きをしにくい状況ではありますが、より利用者さん目線に立った暮らしの一助となれるようご家族の皆さんも含め、知恵を出し合っていきたいと考えております。
 
 事前の準備を万全に行う事は前提としつつも、失敗を怖れない、ナイストライの精神をもちながら。N

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