先日、スタッフ同士で情報交換する場があり、利用者さん同士の関係性についての話題がありました。
 現在、感染症対策のため、活動の内容と幅がかなり限定された中で外出の機会も以前に比べてかなり少なくなっています。そうした中で、(おそらく)ストレスを感じながら過ごし方を皆さん工夫されているようです。

 先日、話題になっていた活動は散歩なのですが利用者さんが他の利用者さんを誘ってベランダを回る散歩をされているという話。一般的に他者を気にしながら、一緒に活動を行うことは得意でないと言われる自閉症の方ですが、どういうきっかけか定かでありませんが、手を引かれるようにして誘うと誘われた方も一緒に自然に行かれており、一回りすると今度は別の方を誘いに行かれているそうです。

 職員が誘うとどうしても指示として受け取られてしまう場合が多いですが、利用者さん同士ならではの安心感があるのかもしれません。
 こういった活動が自然に生まれつつありますので、現在の状況下での活動を考えるウヒントにしたいと思います。N