最近アップが滞りがちですが、久しぶりに少し時間に余裕を持つことができ、思い出したり、整理したり、考えたり、という時間をいただきました。
　そこで、考えたことを備忘録的に書いておこうと思います。

　数週間前に友人と山へ行く機会がありました。本来の目的はパワースポットとして有名？な六方の滝を見ること。結局、道が分からず辿り着けないままに帰ることになったのですが、海の青🌊と山の緑🌲に浴してリフレッシュさせていただきました。
　ただ、体力的には運動不足痛感😓

　さて、副題に挙げた通り、道中、猿に会うことが多く睨まれながらキ〜っと歯をむいて威嚇される場面もあり、目を合わせないように気をつけながら歩いたわけです。そこで真っ先に思ったのが、ここは人間の世界じゃないな😸🐵🦝、ということ。
　おじゃまします😌というつもりで来るべき所なんだろうな、と感じました。

　そこからコロナ禍に混乱する世界へ目を向けたときに自粛警察、ヘイトクライム等、人の差異への拘りが突出してきた感があり、このことは長年に渡って障害当事者とそのご家族が体験してきたことなのだろうと思いました。

　『憎悪のピラミッド論』というものがあり、
①偏見による態度⇒②偏見による行為⇒③差別行為⇒④暴力行為⇒⑤ジェノサイド
とされています。
　先に挙げたヘイトクライム等は既に暴力のレベルに達しており、人の心はかなり荒んだ方向へ進んでいる面があるようです。

　そうした中、移動、集合の活動自粛が進められる中でネット活用が進められ、今や『指殺人』との言葉まで登場しました。
　匿名性の高いネット上の書き込みで個人が攻撃され重篤な被害につながるというケースです😓

　私たちも利用者さん、ご家族の多大なご協力のもと法人内での感染ゼロを継続中ですが、そのための努力には本当に頭が下がる思いで一杯です。

　様々なご不便を抱えながらも健康と安全を維持することの難しさ、またこれだけ長くなってくると終わりはいつなのか？との不安もあります。
　そういう時こそ皆様のそれぞれの努力を讃え合いながら👏😄、人によって違う状況の中、今いる場所で自分ができる対策を行なうということ。そして、他者の努力も認め合うということがポイントになるのだと改めて思いました。

　差異への拘りを様々な形で実感されている人たちだからこそ差異を越えた連帯の軸になれるのではないかと思いました。
　その軸の中心で求心力💪を発揮されるのが、利用者さんの魅力✨なのだと思います。

　ますます皆さんの魅力を発揮していただけるよう努力していきたいと思います😊