やまびこブログ~風の谷の徒然なる日々~

 法人の活動報告やイベント告知を中心に、スタッフが日々感じたことや自閉症の方の魅力、福祉の仕事の楽しさについて発信しています。

2022年05月

 4月まであまり気温が上がらず、今年はバラの生育が遅れているとのことです。でもようやく暖か(暑い?)日が出始めて一斉に咲き誇っています。

 特にナウシカ周辺はきれいにお世話をされているお家が多く、とても楽しませていただいています。
 中でもゴミ収集場所とその周りを整備してくださる方がいらっしゃり、植えられていた花がみんな咲いています。

 ナウシカでもプランターの花が勢いよく咲いており、交代で水やりを行っています。

 花が咲く季節は変化の季節、結果の季節、入れ代わりの季節でもあります。
 そういった変化を感じながら自分も変わっていかなければと思いました。
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 足下を掘れそこに泉あり
 大好きな言葉です。今ある課題に向き合って足下から取り組みを開始することで泉を掘り当てられるように解決の糸口が得られる。

 新社会人、または2年目、3年目の皆さんの中には限界を感じている方もいらっしゃるかと思います。
 この言葉を一度思ってみてから場所を変える決断をしてみても良いかと思います。

 ただし、体調面に影響が出てきている方は決して無理なさらず。
 どの選択も正解ですから。

 何が言いたいかというと当事者意識をもつことが一番大事です。自分で決めて自分が動く。
 仕事に限らず、やらされ感は能力を発揮できなくさせます。自分で選んだものだから、と踏ん張れる一方、自分で決めたことだから自分で変えていいことでもあります。

 悩んでいることは意外と捕らわれていること、偏っていることだったりしますよ。

 自閉症の方は一定のルーティンを大事にされることが多いです。時にそれが大きな力になることも。
 いつも決まった腕の動きや首の動かし方を一定量行う方はほれがトレーニングになっているのでしょう、ガッチリとした肩周りの筋肉や首の太さをお持ちです。

 同じ場所で一定時間停まるというパターンを続けられている方は体幹の強さがあり、足の筋肉はサッカー選手のようです。

 皆さん何か特別な負荷をかけていたり、強い力を入れているわけではありませんが、何ヶ月、何年という単位で積み重ねられるものには大きな影響力があります。

 何より持続力は大きな才能なのだと思います。

 連休が明けての一週間いかがだったでしょうか❓
ペースは戻せましたか。ちょうど天候も不安定になり体調面でも偏頭痛が出ている方も多いのではないでしょうか。無理なさらず、ゆっくりとペースを整えていただきたいと思います。

 さて、先日スタッフの報告から改めて確認し合ったことがありましたので、書き留めておきたいと思います。 

 自閉症の方はルーティンを大事にされている方が多く、いつもの形を定めてそれを安心材料やペースを整えるのに使われています。

 やまびこ工房でも朝、特定のスタッフとの決まったやり取りをルーティンにされている方がいらっしゃいます。その対応をしているスタッフからの話です。やり取り自体はいつもと変わりませんが、毎日行っていると、声の大きさや速さ、口調、間に入る手や顔の動きといった細かい変化に気づけるようになるとの話でした。

 そしてその様子から今日の調子を予測できる部分があるとのことで、毎日続けていだけているおかげで、確実な定時確認が取れるというのは貴重であり、支援者としてはとてもありがたいご協力ということになります。

 いつものこと、と見過ごすことなく、むしろそこに注目しながら支援に役立てたいと思います。

 日中はすっかり初夏の陽気となりました☀日焼け止め、水分補給、人と近くない場面ではマスクを外すなども含めて暑さ対策を行なっていただきたいと思います。
 今日は季節の写真をお送りします。特に蜂の写真が撮れたのは楽しかったです。陽気に伴い、様々な生き物が活発になってきます。私たちも体を動かす機会を増やしていけたら良いのではないかと思います。
 最近、個人的に写真家の方々と繋がりが増えており、素敵な作品を見せていただいております。
 一眼レフでなくとも今はスマホで綺麗に撮れますので撮影を楽しみながらのウォーキングへ出かけてみてはいかがでしょうか😊
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