やまびこブログ~風の谷の徒然なる日々~

 法人の活動報告やイベント告知を中心に、スタッフが日々感じたことや自閉症の方の魅力、福祉の仕事の楽しさについて発信しています。

2022年08月

 先日、久しぶりに第2やまびこ工房へ行かせていただきました。ずいぶん間が空いていましたが、すぐ手を取ってご自分のスペースへ招待してくださる方も✨感染対策に伴い、様々活動様式が変わる中でそういった変わらなさも皆さんの魅力の1つのだろうな、と思いました。

 久しぶりだったので、販売中の手作り品やプランターの野菜、そしてグループホームカラフルのゴーヤをご紹介します。
 夏と秋の境目ですね。
 急に涼しくなっていますので体調には益々気をつけたいと思います。
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 行動面での課題を抱えた方に対して短期間で行動変容を起こすことへのニーズはどうしてもあるものだと思います。
 特に大変な状況にあり、今どうにかしてほしい、と切実に思われるご家族は多いでしょう。

 しかし、多くの場合、結果を出すことを優先すればご本人のペースは後回しになるし、その行動の背景やその裏にある意味について考えることも不要となるかもしれません。

 危険を伴う状況ではまず事故を防がなければならないという時もあるでしょう。しかし、根本には常に当事者=ご本人の意思がどこにあるのか、という意識は忘れずにいたいと思います。

 新型コロナを始め、インフルエンザ、熱中症または夏カゼも。スタッフやご家族の体調不良から欠勤が発生することが多い時期です。

 こういった時には休む方も休まれる方もストレスがかかります。休む側は早く回復して復帰できるようにと自分のこととして受け止めやすいですが、ともするとスタッフの穴を埋めながら通常の2倍、3倍の仕事をこなさなければならない状況に見舞われることも起こり得ます。

 私は以前、急に入院して1ヶ月復帰できなかったこともあり、穴を空ける側の人間でしたが、そういうことが起きた時にお見舞いやメッセージ等の励ましを沢山の方からいただける会社というのは心理的安全性が高いと言えるのだと思います。

 そして、仕事が大変になる中、力を出し合って時に悲鳴を上げながらもやりきっていく現場の力も風の谷の持ち味と言えるのでしょう。

 まだまだ不安定な社会状況の中、風の谷を利用してくださる方とご家族のご理解ご協力で、持ち前の現場力が発揮されるかと思います。

 お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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